大寒を過ぎ、今が暦の上でも1年で1番寒い季節。
今年は氷点下の朝も多く、朝起きるのもなかなかツライですね。
今のように気温も湿度も低い真冬の暖房はやはり床暖房がお勧めです。
足元から部屋全体を暖めることができ、しかも輻射熱なのでお部屋の乾燥も防ぎます。
床暖房は電気式と温水式があり、リフォームの場合はご家族構成や在宅時間、ご予算、施工的な条件により
それぞれのお宅の良いと思う物をお勧めしています。
■電気式床暖房
床下地材の上に薄い3ミリほどの電気フィルムをのせてその上からフローリング材を張っていきます。
写真で黒く見えているところが電気フィルム、水色のところは高さを合わせるための断熱材です。
電気式床暖房のよいところは
・温水式に比べると初期費用は抑えられるので採用しやすい
・電気フィルムは薄いので廊下などど段差なく仕上げることができる
・電気カーペットよりお掃除しやすい
といったところでしょうか?
ただし、部屋全体を温めるパワーは温水式の方があります。
わんちゃんとの暮らしを楽しむためのリフォームでしたので、電気式床暖房を採用したことでお掃除もしやすく、冬場も暖かく、そして安全に過ごすことができよかったとのことでした。
■温水式床暖房
外部に設置する熱源機で温水をつくり、それを循環させることでお部屋を暖めます。
写真で銀色に見えるところが温水マット。
この中に細いパイプが入っています。
温水式床暖房のよいところははやり部屋全体を暖めるパワーがあるということです。
こちらのお宅はもともと温水床暖房を使用していてすっかりファンになり、リフォーム後も迷わず温水床暖房を採用されました。
タイマーなどを利用しながら効率よく上手に活用されていらっしゃいます。
床暖房、確かにコストはかかるのですが足元のヒヤッと感がないと本当に身体がラクで、少し大げさかもしれませんが健康寿命も伸ばすこともできるのでは・・・とも感じます。
1年の中で夏場エアコンを入れる時期は6月から9月だとしても4ヶ月ですが、床暖房を入れる時期は11月~3月だとすると5ヶ月と結構長いのです。
床フローリングを張替える際には是非ご検討いただきたいアイテムです。
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