これまでも【収納特集】や【推し建材】などでたびたび取り上げていただいているリフォーム産業新聞社さんの雑誌「リフォマガ」の取材を受けました。
今回はどのようにヒアリングしているかということがテーマ。
丁寧なヒアリングは良いプランにつながり、成約率やリピートなど今後の仕事につながることのスタートになります。
何十年、何百件とお客様宅に伺ってきましたがそれでもはじめましてのお宅のお邪魔するのはやはりお互いに緊張するものです。直接お問い合わせをしてくださる方はホームページやブログ、施工事例も見てくださっているの少しハードルは低くなるでしょうか・・・。
普段あまり意識していないことも、取材を受けるにあたり色々とまとめてみると自分の中の考え方もまとまってきます。
1番時間をとっているのは、今の生活の問題点をじっくり見るということでしょうか。
最初にご要望などざっくり伺ったあとは、じっくりお家の中を見させていただきます。
その時の気づきをお話することで、お客様がそれまで気づいてなかった要望もだんだんと出てきます。
例えばこちらのパソコンデスクまわりひとつとっても
■コンセントが少なくてタコ足配線になっている
■コードがたくさんあるので掃除しづらい
■プリンターの紙を置く場所がなくて床に置かれている
■プリンターが高い場所にあるので紙の交換大変かな?
などなど色々と想像できます。
こちらにシンプルなパソコンデスクを造作しました。
モデムなどに配線類がすっきり納まるようにキャビネットの中に配線やコンセントを出しています。
なので足元はすっきり!
ストックの紙や書類、ちょっとした文房具などの小物もすべて納まりました。
扉を閉めてしまうと必要なもの(パソコン、プリンター、電話)だけがカウンターの上に乗っている状況です。
すっきりした場所でパソコンを開くと仕事のモチベーションも上がるとおっしゃっておりました。
その他キッチンだったら持っている食器やお鍋類、本棚に並んでいるお料理本などからも、どんなお料理がお好きなのかな?とか興味をお持ちのことを模索しながら具体的な質問をしていくようにしています。
そんなやりとりの中で、お客様との距離も縮まりますし、だんだんとご提案内容もアイデアが出てきます。
お客様に合った良いご提案ができるよう、これからも丁寧なヒアリングをもとにプランニングをしていきたいと思います。
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