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リビング学習できるカウンター

リフォーム時にご提案したことがその後どのように使われているかは、設計者としては気になるところ。リフォームしてすでに5年経過したM様の様子をお伺いすることができました。

 

M様は上のお子さんが小学校に上がるまでにそれまでお住まいになっていたマンションを全面リノベーションしています。

限られた空間の中で2人のお子さんたち(当時6歳、2歳)の成長を見据えて、子供部屋をどのように設けるかはなかなか悩ましいところです。

ご両親は、将来個室は必要だけれどこもるような部屋にはしたくなく、いわゆる子供部屋は最小限にしてなるべくリビングの親の目の届くところで過ごせるようにしたいという明確な希望をお持ちでした。

 

そこで、ダイニングテーブルの横に長いカウンタースペースを設けました。

 

カウンター下には引き出しも設けたので、文房具など細かいものもたくさん収納できます。

 

またカウンター天面にはコンセントもつけたので、大きくなったらパソコンを使えるようにもしてあります。

 

コロナ渦で小学生もタブレットを使用するようになっているので充電もここでできます。

キッチンからも目の届くところにカウンターがあるので、お子さんの様子もよくわかります。

 

 

この時、張り切って写真のモデルになってくれたK君もこの春小学6年生になります。

今は、小学1年生の弟Y君の仲良く並んで(時にはけんかもしながら!?)このカウンターを使っているようでよかったです!

 

中学生になると生活時間も変わってくるし、このカウンターの使い方も変わるかもしれません。

またその時は、必要な対応もできるのでご相談いただければと思っています。