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母校をたずねて

母校 日本女子大学から「ホームカミングデー」という卒業生に大学を開放するイベントの招待状がきたので久しぶりに友人と訪ねてみました。

 

第44回ということですからこれまでも毎年やっていたようなのですが、まったく知らずはじめての参加となりました。

気合を入れて、午前中の式典から参加。

懐かしい成瀬記念講堂(こちらは文京区の有形文化財の建物で在学時も入学式や卒業式はこちらの講堂で行われました)

 

テルマエロマエの作者、ヤマザキマリさんの基調講演があり、大変パワフルで端切れの良いトークでとても興味深くお話を伺うことができ、良い刺激になりました。

 

講演後は構内をぶらぶらと散歩。

小さな構内ではありますが、在学時とはすでにだいぶ様子が変わっております。

卒業時から35年の歳月が流れていますから当然ですね。

 

 

住居学科の卒業生の先輩で「妹島和世さん」という素晴らしい建築家がいらっしゃるので、色々計画しながら整備されているとのこと。

こちら120年館(大学創立120年を記念して作られた建物)も広場を囲んで多目的に使える施設になっているようです。

しばしお茶を飲みながら休憩。

こちらは創立者 成瀬仁蔵先生の住宅。

私達の卒業後、移築復元されたとのことでこちらも文京区の指定有形文化財に指定されています。

そして、今回は妹島和世さん設計の新しい図書館の中にも入ることができました。

 

 

 

都心なのでまわりはビルに囲まれていますが、ガラス張りの建物は仲間で柔らかい自然光が届き、大変開放的な空間でした。

学習スペースもあちらこちらに点在していて、思い思いに使えるのではないでしょうか?

普段どのように学生さん達が活用されているのか見てみたいです。

 

 

女子大学は今、時代の流れとともに志願者が減っており、大学でも学部、学科の再編成が行われています。

私が卒業した家政学部 住居学科も去年あらたに「建築デザイン学部」とスタートを切りました。

住居学、建築学の視点で生活環境を総合的にデザインできる専門性の高い人材の育成に力を入れていくとのこと。

後輩さん達のこれからのご活躍も大いに楽しみです。